ぴょろりずむ ~本から学ぶ~

読んだ本、読みたい本、読むべき本を紹介していきます。

2016-02-06から1日間の記事一覧

心の傷から目を背けてはいけない!世界中で共感される理由 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹著)

村上春樹の小説を読むと、部分的にではあるがついつい2度、3度と読み返してしまう。適当にページを開いて、1~2ページ読み返してみるだけでも、主人公の空想の中で出てくるメタファーと物語のクライマックスとの繋がりに気付かされたり、登場人物の投げ…