ぴょろりずむ ~本から学ぶ~

読んだ本、読みたい本、読むべき本を紹介していきます。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「悔いのない人生」 ~死に方から生き方を学ぶ「死生学」(齋藤 孝 著)

著者は40代で体調を崩したことをきっかけに、自らの「死」について思いを馳せるようになり、様々な書物を読み返したりするうちに、一つのことを確信したという。 「『死』を考えることは、とりもなおさず『生』を考えることだ。」 人生が有限のものである…

不透明な時代だからこそ先を見通す力を養いたい! 「自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議」(出口治明・島澤諭 著)

出口治明氏の著書を読むといつもこの先の人生や仕事を「下支えする力」を養っていくことの重要性を感じさせられる。 本書が読者に伝えたいメッセージは、日本の将来を担っていく子や孫の世代のために、我々ひとりひとりが先を見通す力を養っていこう、また、…

心の傷から目を背けてはいけない!世界中で共感される理由 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹著)

村上春樹の小説を読むと、部分的にではあるがついつい2度、3度と読み返してしまう。適当にページを開いて、1~2ページ読み返してみるだけでも、主人公の空想の中で出てくるメタファーと物語のクライマックスとの繋がりに気付かされたり、登場人物の投げ…

「東大生が知っている!努力を結果に結びつける17のルール」(清水章弘著)

本書は「努力を無駄にしないための方法論」を著者自らの体験談も交えながら、テーマ(1~17までのルール)毎に整理されており、とても分かりやすい内容になっている。 個人的には、第17のルールである「五感」を鍛える、を大切にしたい。それは私自身、…